コースの追加、クルマの追加も大きな話題ですが、今回のアップデートでは主に挙動シミュレーションの変更が熱い話題になっているように見えます。私もさっそく遊んでみました。
なお、私は公式タイムアタック企画でブロンズタイムがなんとか出せている程度のドライビングで、操作はパッドになります。アシストはABSを使用。
・グリップ感がかなり変わった気がする
今回の挙動シミュレーションの変更はサスペンションとステアリングの『特性モデル』というものを更新した、ということのようです(『アップデートのお知らせ』参照)。より自然な操作性、フィードバックというものが実現された……というお話らしいですが、これらに加えてタイヤの物理演算モデルというものも変更されているのが、今回重要な部分かと思います。
今回の変更の結果、縦グリップ・横グリップの感じが結構変わったように感じられました。トラクションかけて立ち上がる時の『かかり具合』と表現するのが適切かはわかりませんが、その『かかり具合』が向上したように感じられました。一方で、横グリップもコーナリング旋回中の進入~ミッド辺りまでは「グリップあるかも?」という感じなのですが、パワーのあるクルマでミッド辺りでアクセルを開けるとスパッとグリップを失う感じが、結構唐突に感じられます。全体的にグリップ感は上がった感じの印象ですが、グリップが抜ける瞬間は唐突というか。ただ、粘って粘って……スパッ! と抜ける感じです。粘っている努力は認めないといけない、と感じる粘り感。
あと、気になるのは芝に飛び出してしまった際のコントロール性。全くグリップせず、下手な操作では駒のようにぐるんぐるん回るだけで脱出できなくなります(苦笑)。以前も芝でのグリップ感というのは低かったものですが、路面での状況が良くなった分、実際に落ちているかもしれませんが、落差が激しく感じられましたね。
・以前の走りの感覚からすると駄目そうなのにタイムは出る
タイヤ・メカニカルのグリップが向上した影響なのかもしれませんが、「なんかぎこちないなぁ……」と思った走りでもタイムがアップデート前より向上していました。好みではないけれども自分に合っているからタイムが出ている、という可能性も否定出来ませんが、今のところ旧バージョンとの感覚の差から気持ち悪いですね(苦笑)。
・タイヤレターをミシュランのみにしたのは悪手
ミシュランがGTとパートナーシップを結んでシミュレーション等で協力している、というのを知っていて尚思いますが……タイヤレターをミシュランのみにするのは悪手だったなと。もちろん、あっても良いのですが「それのみ」というのはなぁ……と。
SNSでも愚痴が飛び出しているのを見かけましたが、個人個人好きなメーカーがあるわけです。ミシュランが好きな人にとっては「好きな(愛用している)タイヤがGTでも使える」というのは素敵な体験ですが、「自分は◯◯タイヤが好き」という人間にとっては「え……?」と思うのは仕方の無いことだと思います。そこがGT(とミシュラン)は見えていなかったのか、あえて見ない振りをしたのかわかりませんが、私個人の評価としては失敗だったなと思ってしまいますね。
旧バージョンまでの、GT内架空ブランドのタイヤレターならまあ、見えない振りして過ごせましたがバッチリ見やすくミシュランのパイロットスポーツの銘が刻まれていると、そりゃ「無いなぁ」と思ってしまいます。ええ、私も。ミシュランタイヤは嫌いじゃないですが、「このクルマはBS、こっちはYH、そっちはDL」みたいな遊びが好きなので「GTのタイヤは全部ミシュランです!」っていうのは『夢』がないんですよ。愛車を再現したり、好きだったレーシングカーを再現したり……そういう『夢』を壊す改悪だと、私は思います。選択制にして欲しかったですね、トレッドパターン含めて。ミシュランの貢献は貢献として尊重した上で。
ただ、これまでに保存したリバリーだとGTオリジナルのタイヤレターが刻印されているみたいで、アップデート後に購入したクルマはミシュランになる……んですかね? やっぱり選択制にしてほしいですね、タイヤレターは。
・レーシングカーと市販車で異なる評価
レーシングカー(レース専用に作られたクルマ)での挙動は悪くないです。ブレーキリリース後の動きが少し気になるくらいで、横も縦もグリップ感は旧バージョンと比べて向上した印象です。一方で、所謂『市販車』(公道走行前提のクルマ)では挙動が若干ピーキーに感じられる部分があります。特に、レーシングカーでも感じられたブレーキリリース後の挙動は顕著で、ブレーキを残しながらターンインしてブレーキをリリースするといきなり後輪がブレイクする感覚です。(それがヘタクソって話はあるかもしれませんが、ヘタクソなので否定出来ない)
レーシングカーのサスペンション、ダンパーが優れているという面はあるのかもしれませんが、市販車の動きはかなり怖い感じになっていますね……でも、なんとなくGT SPORTからGT7に移行した頃の「え、こんなに不安定なの?」という感じを思い出します。(良いわけではありませんが)
・タイヤのライフは伸びた? 縮んだ?
これ、自分の中での印象とネット上での評価がズレていて困っているのですが、ライフが伸びたと感じているユーザーのコメントを見かけたのですが、自分自身はライフが縮んだように感じています。同じマシン、同じレースで2スティントいけたのがギリギリいけない消耗になったからです。
ただ、発熱や摩耗に関するシミュレーションがアップデートされたという内容が公式に書かれているため、これまではそこまで緻密に(っていうと失礼ですが)再現されていなかった恩恵でタイヤが保っていたが、シミュレーションによる再現度が上がった結果、自分のタイヤに優しくないドライビングが反映されてタイヤ摩耗が激しくなった、ということなのかもしれません。適切に扱えるのであれば、タイヤライフは伸びていると感じるのかもしれませんね。(難しい)
※7/28追記
レース設定で該当レースにおいてタイヤ摩耗度が緩和されていたことを確認。それで摩耗が激しくなったと感じているということは、やっぱりタイヤライフは厳しくなった? それとも単純に管理が難しいから摩耗度が緩和された?
ざっくりと、ヘタクソプレイヤーが感じた今回のアップデートでした。バグがあったり(らしいですが)、ちょっとパッドだと難しい挙動だったりしますが個人的にはまあ悪くないアップデートではないかなと思います。ただ、タイヤレターは(個人的にはトレッドパターンもですが)ちょっとやりすぎかな、と。是非とも旧バージョンのタイヤレター、トレッドパターンを選択できるように次のアップデートに盛り込んでもらいたいですね!
(言うだけは無料)

0 件のコメント:
コメントを投稿